超音読英語勉強法|著者 野島裕昭の感想

野島裕昭さんの超音読英語勉強法を読みました。

まず、読んだきっかけですが、基礎英語3を音読してから、音読って何かいいなという風に思いまして、音読って英語勉強で大事なのではと感じるようになりました。

で、基本的には高校レベルの英語が終わるまでは、英語学習方法は調べない、見ないようにしておこうと思ってたんですが、それを破って今回本を読みました。
(高校レベルまでの英語は正攻法(文法、単語をこつこつ勉強する)で勉強すれば身に付くはず。変にテクニックにハマるとダメかなと考えてのためです。)

 高校2年の英語偏差値42、その後高校中退でもTOEIC満点

こんな煽り文句が前書きに書かれていまして、「英語ができなくて、海外留学もせずTOEIC満点取れたよ!」的な話と思いきや、読んでみるとこの人は英語勉強ガチ勢であることがわかります。

何しろ高校中退後に大検を取得し、受験勉強をされるんですが、英語の偏差値を70ぐらいまで上げたと書いていますし、大学も獨協大学英語学科卒です。

最近京都の中学校の英語の先生のTOEICの点数が低いとニュースになっていましたが、その中で獨協大学英語学科は並み居る有名大学に食い込むぐらいTOEICの平均点は良かったです。(獨協大学平均点630点ぐらい。著者は大学1年670点、卒業前で965点)

なので英語がそもそも出来て、英語教育に力を入れている大学で勉強しているので、素養も環境もそれなりに恵まれている人だと思います。

なので落ちこぼれでも英語できたよ的な話ではありません。

英文を速音読することで英語の処理能力を上げる

この本の肝については最初の方に書かれていまして、要約すると「英文をネイティブと同じスピードで(場合によってはネイティブより早く)速音読することで、リスニング力も上がるし、ネイティブ並みのスピードで英語を処理(聞く、話す)できるようになる。」というものです。

これは自分も少しは実感していて、基礎英語3のテキストを声優さんが話すのと一緒に音読してから、リスニングをすると聞き取りやすくなります。なので基礎英語3を音読、基礎英語2でリスニングという順番でやっています。

また、「英語は机上で勉強するものではなく、体で覚えていく実技系の科目」とも書かれており、音読という実技の重要性を説いています。

日本の中学、高校では時間の関係もあり、音読にはあまり力を入れていないですが、英語はコミュニケーションツールですから、実技の練習は不可欠です。

その意味でも音読という練習を重点的にやるのは大事だと思います。

著者の英語習得への様々な工夫が盛りだくさん

僕はわりと本を読む方だと思うんですが、明らかにネタ切れしていて水増ししている系の本がよくあります。

しかし、この本は著者の第1作ということもあり、今までの英語勉強でやってきた工夫や失敗などが盛りだくさんで英語学習者にとって参考となる記述がたくさんあります。

また、英語を学ぶ上で参考になる他の英語参考書なども豊富に紹介しているのも良いと思います。英語教育で飯を食うようになると、ライバルの英語のテキストは紹介しない、しずらいと思うんですが、この方は自信の経験からどんどん書かれています。

TOEICの点数を900点以上に上げたいと思う人にはおすすめ

正直言って、この本は僕には早すぎました。

僕はまだ中学レベルの英語を勉強しているので、この本に載っている大半の方法は僕には早いのですが、高校レベルまではしっかり抑えていて、英検1級、TOEIC900点以上を目指す人には参考になることが一杯だと思います。

全体を通して英語は生涯を掛けて学ぶもので、自分も英語力はまだまだという調子で書かれており、英検1級、TOEIC満点を取った先輩のアドバイスのような感じで読めると思います。

「高校レベルはわかったから、更なる英語力を身につけよう!」としている人はおすすめの本です。