僕は中学時代英語が苦手でした。もちろん1学期のThis is penとかは大丈夫でしたが、中1の終わり頃には「いやぁ、キツイっす」になり、中学2年では「無理無理ィ!」という状態でした。
今、やりなおしで中学レベルの英語をやっていて、あーあの頃はこういうのがダメだったんだなぁというのがしみじみ感じて、あの頃に僕にアドバイスしたくなります。
ということで20年前の中学時代に英語が苦手になった理由を考え、アドバイスしてみようと思います。
自宅での復習?何それ?状態だった
僕は母が教育熱心ではないという以前に放任主義者だったので、試験や通信簿で何かを言われたことは一度たりともありません。
なので復習はおろか宿題をしていなくても何も言われることはありませんでした。しかーし、今中学レベルの英語をやっていて感じるのが復習の大事さ。
復習の大事さってスポーツとか楽器の演奏など技術的なものに置き換えると、やって当たり前なんですよね。
先生が手本を見せてくれる。それを見た僕は当然、その場ではうまく出来ないわけですから、延々と先生の手本を真似て復習するでしょう。
勉強でも当然そうですよね。先生が授業で教えてくれたことを家に帰って、復習して自分のものにする作業が必要です。
復習なしでテストに臨むなんて、練習なしで試合に出るようなものでありえないことがわかります。
でも、これがわからなかったなぁ・・・。いや、わかってて逃げて面もあるかも。
英語を日本語的に理解しようとしていた
日々の復習なんて全くしない僕も、さすがにテスト前には一夜漬けの勉強をするわけですが、その時にやっていたのが英語を日本語的に理解しようとしていたことです。
I will be able to see them there next week.
私は来週そこで彼らに会えるだろう。
唐突にthereとかnext weekが出てくるのが僕の日本語的に何で?って感じちゃうんですよね。
前置詞とか付いてたらまだわかるけど、何で唐突にthereとかnext weekとか出てくるの?は?って思って気持ち悪くなってしまう。
気持ち悪かろうが英語ではそうなっているから、そう受け止めるしかないのに拒否感というか受け付けない感じを持ってました。
また、こういう語順ってあんまり先生も教えてくれないんですよね。過去形、現在完了形の語順とかは参考書もそうですけど、熱心に詳しく解説する癖にここらへんはさらっと流されるのも僕にはきつかった。
何にせよ日本語的に英語の構造を変に感じてしまっていたのがダメだったと思います。
そもそも日本語も英語も違うルールの言語なんで、比べてイコールになんて出来ないんですよね。
よくネットで事件とか凄いことを「よくわからんからガンダムに例えてみてくれ!」とか「ドラゴンボールに例えてくれ!」とかありますけど、そんな感じで何が何でも日本語の世界で考えようとしていたと思います。
英語は英語のルールがあるんだから、それをしっかり受け止めるべきだったと思います。
完璧主義者だった
完璧主義者ってのは要は100点、完全理解を目指してたのも良くなかったなと思います。(英語苦手な癖にね・・・)
さっきの例では言えば
I will be able to see them there next week.
私は来週そこで彼らに会えるだろう。
「何で唐突にthereとかnext weekが出てくるんだろう?まぁ、そんなものかな。」って詳しい理由はわからなくても、まぁ良いかで流せばよかったでしょう。
でも、何で?はぁ意味わからん・・・あ~イライラする。意味不明やん・・・英語ムカつく!というように投げ出してました。
他にも何でここはaなん?theじゃないの?こっちはhomeであっちはhouseかい!とか色々なことが気に触って英語の勉強をしょっちゅう止めてました。
今はわからないけど、この先色々勉強していったらわかるようになるだろうって考えられずに、今すぐに完全理解、完全納得を目指していたのは本当にダメだなぁと思います。
まぁ完全理解を目指して勉強する意思があれば良かったんですが、中途半端な意思しか無いくせに完璧主義者だったのでので見事英語につまづきましたね。(ネット環境も無い20年前はキツイかもしれませんが・・・)
まとめ
まとめとして20年前の僕へのアドバイスは
- 毎日こつこつ英語の勉強をする
- 英語には英語のルールがある
- 疑問点は保留するか調べる
の3つになると思います。
英単語が含まれていませんが、英語が苦手な僕は文法とかマジで無理だわ!となり最終的に英単語の丸暗記だけはやって高校入試はパスしました。(偏差値45ぐらいの高校だけど・・・)
そのおかげで中学レベルの英文法をやり直す時に単語を暗記しないで済んでいるのは、20年前の僕Good Job!という感じですね。